3/17 UNITED ぼよよん

3/17 UNITED ぼよよん

大袈裟かもしれないけど

 

人生で一番短く早く感じた3日間…

 

2泊3日の最終日よりも。

 

 

『卒園までの6日を3日間で取り戻す!』

 

子どもたちは…

最後に仲間たちと園庭で思い切りあそぶこと。

最後の行事、スポーツ&サッカー、延長保育を楽しむこと。

 

お母さんたちは…

限られた時間と状況下で子どもたちの為に

最高の卒園式と謝恩会を迎えること。

 

先生たちは…

“できない” じゃなくて

“やらなきゃできない”

どんなに時間がなくても“想い”を伝えること。

 

みんなが同じことを想い

同じ方を向きながら過ごした3日間。

 

 

初日は…

『誕生日会』からの

『お別れの集い』からの『体力テスト』

降園後、サッカークラブからの

スポーツクラブで親子でドッジボール対決後

いばっちとの謝恩会の練習

その後、5時まで延長保育。

 

2日目は…

卒園式練習からの幼稚園最後の体操『サッカー大会』

午前保育の為、12時〜17時まで延長保育。

途中、スポーツクラブ後にお母さんたちとの謝恩会の練習。

 

3日目は…

卒園式練習からの最後の『自由あそび』

ながらの『体力テスト』

午前保育、降園後に最後の『サッカークラブ』

 

ブラック感が漂うカリキュラム(笑)

 

分刻みで次から次へ…

 

でも、健気な笑顔で

 

いろんな“最後”をお友だちや先生たちと

 

楽しんでいた子どもたち。

 

 

 

あまりにハードな3日間に疲れて欠席…

 

なんてこともなく無事に迎えることができた卒園式。

 

そして…

2年連続、園庭での謝恩会。

 

直前の閉鎖…

スケジュールの変更に全て係のお母さんたちが

 

不安、心配、焦りを感じ…

 

家事をしながら…

お仕事しながら…

お子さんが寝てから…

 

本当にお忙しい中、ご苦労があったことと…

 

でも…そんなことを感じさせない

 

お母さんたちの深い絆と園への想い。

 

 

きくさんの『ぼよよん行進曲』

 

園庭で練習している時から…(泣)

 

これ…我が子が『おかあさんといっしょ』を見ていた頃の歌で

 

コロナで最初の緊急事態宣言時に

 

「子どもたちに元気を与えよう!」

 

歴代のおにいさん、おねえさんがリモートで歌う…↓

https://youtu.be/nAjJluQCSGE

 

4月から幼稚園に行けず我慢してる子どもたちを想い、

 

同時に大切な家族を亡くした自分を

 

励ましてもらい、涙しながら聞いていたから…

 

それは…もう式で弱った涙腺は大決壊。

 

短い練習期間にも関わらず

ちゃんと覚えて元気に踊る子どもたち…

 

周りで子どもたちに負けないくらい

大きく手を脚を動かして楽しそうに踊るお母さんたち…

 

からの『ぼよよん』…選曲、反則だ。

 

しかし…そのダンス前の

お母さんのコメントが涙の御膳立て。

 

ドキュメンタリーのナレーション?

 

ふと見たら原稿無し…

声の抑揚…

今年もキタ〜!只者ではないママー!

 

今までも…

ナレーター

CA

ピアニスト

幼稚園の先生…などなど

 

謝恩会で発覚する

“謝恩会あるある”

 

今度、正体を聞かねば…(笑)

 

 

そして、先生たちのだしもの。

 

今年は子どもたちと。

 

だけど…

練習する時間がないし

子どもたちにあまり負担を掛けたくない…

 

そんな状況もお母さんたちに救われた…

 

「お預かりの時間で先生と子どもたちのだしものを完成させてあげませんか?」

のお母さんの呼び掛けに全員の方が賛同してくださった。

 

背中を押された以上、期待に応えない訳にはいかない!

 

3年間で培ったことは“体操”だけじゃない。

 

どんなことも“楽しむ”ことだ。

 

楽しめたのはお父さん、お母さんがくまのを選んでくださったお陰。

 

楽しく通えた感謝をいっしょに伝えたかった。

 

どの言葉を誰が言うか、みんなで決めて

 

どこで笑いを取り、どこで泣き落とすか…

 

泣かせたらみんなの勝ちだ!

 

あっという間に言葉や順序を覚えたけれど

 

やっぱり、あのご協力いただいた一日が大きかった。

 

子どもにマスクを仕込み、日常からあるコントをしながら

 

子どもたちが楽しく喜んでくれれば…

 

幼稚園の思い出の一つとして

 

「変なおじさんいたな〜

何っちだっけ?!楽しかったな…」

 

でいいや。

 

 

男の子には“母”

女の子には“父”

をそれぞれおうちでの呼び方で…

 

いつの日か訪れるであろう

 

思春期、反抗期に…(笑)

 

傷付いた異性の親心を癒すために

 

切り取って大切に保存することをおすすめします(笑)

 

 

 

これからの成長の過程でいろんな種類の壁に

 

ぶつかり、登り、滑り落ちを繰り返していくことでしょう。

 

“手を掛ける”のではなく

“声を掛け”  “心(を)掛ける”

 

失敗することも

間違うことも

全てが明日への成長の糧となる。

 

私が指導で心掛けている言葉

『今日の結果ではなく、明日子どもがどんなプレーをするかを楽しみに指導すること』

元日本代表監督 イビチャ・オシム

 

でも…きっと大丈夫!

だって“心ある”お父さん、お母さんの子たちだから…。

 

 

 

家に帰って…

アルバムを開いて一泣き。

色紙のメッセージを一枚めくるたびに一泣き…

 

あ~目痛い。

 

お母さんたちとの泣かせ対決

 

20勝3敗くらいの大差で負けた。

 

参りました…

いばっち