5/15~17 後継者

5/15~17 後継者

中学生が3日間の職場体験。

 

男子2名・女子2名、全員43期生の卒園児。

 

つい最近まで通っていたような…

 

 

8年前に戻って、思い出しながら

 

“職場”として幼稚園で仕事。

 

 

園児が来る前に掃除から始める

 

園庭、門の前を掃いたり…

 

窓を拭いたり…

 

園児の登園を門で迎え、

 

手をつなぐ、というよりは、

 

左右から引っぱられ…

 

追いかけられ…

 

もみくちゃにされながら遊ぶ。

 

すでに朝の外あそびの時間で疲れたようで…

 

「腰が痛い…」と14歳。

 

マラソンでは、黙々と走る園児をよそに

 

1分持たずに水分補給(笑)

 

園児の時は、涼しい顔して走ってたのになぁ~

 

 

一緒にゲームをしたり

 

紙芝居を読んであげたり

 

 

お弁当を一緒に食べたり

 

 

 

完食した子にスタンプを押してあげたり

 

(ちなみにこの『いばっちスタンプ』

↑この卒園生の母作)

 

 

脱走方法を伝授したり!?(笑)

 

それだけでなく

『準備』と『片付け』のお手伝い。

 

『教える』・『あそぶ』だけでないことが分かったかな?

 

 

園児として通っていた時の視点と

 

先生という仕事としての視点。

 

 

わずか3日間でも中学生ながらに

 

子どもたち、先生たちを通して

 

いろんなことを感じ、気付いたようで…

 

 

職場体験の日誌には、

「働くことは、どんなことだと思いましたか?」

 

という問いに

『自分も成長でき、相手も成長できる』

 

 

自分が捻くれてた14歳の時には、

考えたことも聞いたこともないような文章

 

成長を感じるな〜

 

 

男子生徒の1人は、

 

年長の時、誕生日会で

「くまのようちえんのせんせいになりたい」

 

と言って、母を泣かせた。

 

 

今も変わらず夢を持ち続け

 

この職場体験に臨んでくれたことを知り

 

本当に嬉しい限り。

 

 

たった3日間でも

 

今後の夢や目標を探したり、見つけたり

 

たくさんの人に出会って

 

いろんなことに興味を持つ

 

ほんの僅かなきっかけやヒントになれば

 

これ幸い…。

 

 

今回は、4名でしたが、

 

くまのでの職場体験を希望した卒園生は、

 

まだ数名いたようで…

 

こちらは、全員受け入れる予定でしたが

 

中学側の“大人の事情”で叶わず…

 

 

せっかく…子どもたちの

 

興味のあること

 

関心のあることなのに…

 

 

多感で繊細で

 

自分でも気持ちをコントロールするのが

 

難しいこの年代、

 

そうやって先生や大人を信じられなくなるんだ。

 

なんて…笑

 

 

 

最後に当時のクラスTシャツを

着た担任と…

 

 

数年後…

卒園生第2号の先生として

 

そして…

いばっちの後継者として帰っておいで。

いばっち